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夏の暑さが本格化する季節がやってきました。紫外線に気をつけたいという人も多いだろうが、肌を刺すあのジリジリとした熱さの正体は、実は「近赤外線」。住友金属鉱山が開発した素材「SOLAMENT(R)(ソラメント)」は太陽光の中に紫外線の約7倍含まれる、暑さの原因の近赤外線を吸収・制御できると注目を集めています。7月9日にプレス向けに実施された「酷暑時代に向けた近赤外線ラウンドテーブル」では、近赤外線が身体に与える影響やソラメントを取り入れた企業による商品の売れ行きなどが紹介されました。

■太陽光をコントロールする素材「ソラメント」
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ソラメントは、住友金属鉱山が培ってきたナノレベルの材料制御技術を活用した、レアメタル由来の機能素材。地表に届く太陽光の中でも大きな割合を占める近赤外線を吸収し、遮熱などの効果を発揮します。ブランドパーパスを具現化するプロトタイプとして開発されたのが「DOWN-LESS JACKET」。鳥の羽毛を一切使用せず、そのほかの素材も最小限にした軽量で透明なダウンジャケットです。通常のダウンジャケットより暖かいことも実証されているそう。

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こちらはソラメントを使った実験です。左側には一般的なプレートを、右側にはソラメントが使われているプレートが設置され、どちらも近赤外線が当てられています。ソラメントを使用している方は葉っぱに直接近赤外線が届いていないことがわかります。

■近赤外線は熱中症の原因や、光老化への影響も
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「地上に届く赤外線のほとんどは近赤外線です」と話すのは東海大学 名誉教授 佐々木 政子さん。動植物の生体内の水と栄養の循環など有用な作用もある一方で、人体にとっては熱中症の原因となったり、光老化に影響するなど有害作用もあります。

■社会課題となった酷暑への対策として各社が注目
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そんな近赤外線への対策のためソラメントを活用する企業が登場しています。

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1921年創業のフランスを代表するアルパインブランド「ミレー」はソラメントを採用したアパレル「SOL SERIES(ソル シリーズ)」を展開中。実際に商品は好評で売り切れが続いている状態だとミレー・マウンテン・グループ・ジャパン株式会社 ブランドマネジメント部 シニアブランドマネージャー 櫻井 久男さんは話しました。

同じくソラメントを使った商品を展開しているのが、「SNIDEL(スナイデル)」や「FRAY I.D(フレイ アイディー)」などのファッションブランドを展開する株式会社マッシュスタイルラボです。2026年春夏シーズンより「LUMI SHADE b y SOLAMENT(R)」を商品展開し、こちらも好評だということです。株式会社マッシュスタイルラボ 取締役 生産管理本部 本部長 岩木 久剛さんは「来年もぜひ展開したい」と話します。

さらに住友林業株式会社 住宅事業本部 生産統括部 シニアリーダー 廣岡 学さんも、空調服や作業服などの分野での活用について「期待している」と話していました。各社の話を受けて、住友金属鉱山株式会社 東福 淳司さんは「社会課題を解決するために使用されているのが嬉しい。今後は農業関係や建築などの分野でも活用を考えている」と展望を語りました。避けられない酷暑を乗り越えるためにも、ソラメントに注目が集まります。