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パナソニックが4月下旬から発売するのは省スペースも大容量も実現する冷蔵庫「コンパクトBIGシリーズ HYタイプ」。先日開催された新製品体験セミナーでは、新製品の特徴やニーズが高まっているという冷凍室収納について紹介されました。

■省スペースも大容量も実現するコンパクトBIGシリーズ
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総務省の調査を見ると、日本の住宅の面積は2013年以降減少傾向にあるといいます。2013年と2023年の新築マンションの購入面積を比べると、約8%も減少しているそう。一方で、くらしのトレンドを見てみるとコロナ禍を経て冷凍食品の消費量は年々拡大しているということです。実際にパナソニックの調べによると、「まとめ買いやふるさと納税などで届いた食材を冷凍室に保存するときにスペースがなくて悩んだ経験はありますか?」という質問に対して65%もの人がスペース不足に悩んでいると答えたそう。

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そこで、パナソニックが発売するのが省スペースも大容量も実現した「コンパクトBIGシリーズ」です。約9年前の商品と比べて、設置寸法はほぼ同じで容量は約50Lもアップした「NR-F55HY2」。

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さらに同じ容量(501L)なら、これまでよりもコンパクトに設置が可能なのが「NR-F50HY2」です。幅も奥行きも65cm。システムキッチンの奥行きが一般的に65cmだということでぴったり設置できるサイズになっています。

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そして特にこだわっているというのが、使いやすい冷凍室です。ケースの奥まで見渡せるフルオープン。

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上段も以前のものより深さのある約12cmの深型ケースが採用されています。

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上段のケースカバーが霜つき抑制冷凍も実現。

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温度変化を抑えるために、開けっぱなしにしないように気をつけましょう。

■冷蔵庫の収納方法についてアドバイスも
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セミナーには料理研究家で食品ロス削減アドバイザーの島本美由紀さんも登場。冷蔵庫の効率的な食品保存や収納術について話してくれました。

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冷気の循環をよくするためにも冷蔵室の収納は7割程度にするのが良い一方で、冷凍室は10割が理想だそう。これは食品同士が冷やし合うため。で空間が多いと冷凍室を冷やすために、より電気代を使用してしまうようです。

できるだけ冷凍室をパンパンにするためにも、おすすめなのがペットボトルに水を入れて凍らせること、と島本さんは話します。「災害時などに停電しても凍ったペットボトルがあれば、そのペットボトルをチルド室に入れることで温度を上がるのを防げます。ほかにも氷が溶けたら生活用水としても使用できます」。

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また冷凍室に食材を入れる時は、どんどん重ねるのではなく、縦向きに収納するのが正解だそう。これで食材が見やすく、冷凍したことを忘れてしまうなんて事態も防げます。

ライフスタイルの変化によって、冷蔵庫に求められるものも変わっていくよう。「コンパクトBIGシリーズ HYタイプ」はよりくらしに寄り添ってくれる冷蔵庫だと言えるでしょう。