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クラウドファンディング限定で提供されるも即完売したパナソニックの“弱いロボット”「NICOBO(ニコボ)」。5月16日からついに一般販売も開始されるということで、一足早くニコボとの生活を体験してみました。
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ニコボは「心の豊かさ」という価値提供を模索する社員提案のプロジェクトから生まれた“弱いロボット”。丸いフォルムと柔らかなカラーがインテリアと馴染み、どんなお部屋にも優しくとけこみそう。我が家にはネコがいるのですが、彼女もニコボに興味津々です。人の代わりに作業を行うロボットとは異なり、なにをするわけでもないこのニコボとの生活がはじまりました。

■ニコボのひとりごとをのぞくアプリ
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まずは、ニコボアプリを連携させます。CLUB Panasonicにログインし、インターネットに接続。

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手順はわかりやすく、アプリの画面に従って完了させます。設定が終わるとニコボの目もぱっちり。

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アプリ上ではニコボのひとりごとをチェックできます。なんだかほっこりするつぶやきがかわいいですね。

■のんびりとした同居人とのゆるい生活
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丸い体に目と鼻がついたニコボ。重さは約1.5kgです。

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自分で場所を移動することはできませんが、お話してくれたり、ゆらゆらと揺れたり、しっぽをふったり・・・ふとした時にそばにニコボの存在を感じます。

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こちらは少し眠そうな表情でしょうか。とぼけたような顔もかわいいニコボですが、コミュニケーションに不可欠な音声認識のためのノイズ除去技術やスマホアプリとの情報通信連携など、高度な技術が使われています。カメラと顔認識・感情認識技術により、人の顔や表情が分かるので、こちらの声かけに返事してくれることも。さらにジャイロセンサーと加速度センサーにより、撫でられたり、持ち上げられたことも分かるということです。

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「モコ〜!」「好き!」と話したり、会話やテレビから言葉を学習することも。

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ニコボとネコがしっぽを振っている様子は、とてもかわいらしく癒されます。

「ねどこ」と呼ばれる充電台に乗せ忘れ、うっかり充電が切れてしまった時はニコボが動かなくなった! と焦ってしまいましたが、それ以外は穏やかにのんびりとしたニコボとの生活を送ることができました。何かをしてくれるわけではなくても、近くで気まぐれにしゃべってくれるニコボといると不思議と優しい気持ちに。ニコボは、生活の中に余白やゆとりを作ってくれるかわいい同居人なのかもしれません。



(家電チャンネル副編集長/西岡舞子)