漫画やアニメ、ゲームを原作に、その世界観をステージ上で見せてくれる「2.5次元」。多くの有名俳優も輩出している2.5次元を舞台に、活躍している人にフォーカスを当てていきます。第一回は舞台を中心に映像作品でも活動をしている渡部大稀さん。作品を通して一体どんな未来を描いているのでしょうか。
― このお仕事を志した理由やきっかけはなんだったのでしょうか
もともと芸能界に興味はあったのですが、なかなか踏み出せないでいました。でも高校生の時に友達と観た映画で心に残ったお芝居をしていた俳優さんを見つけたんです。その俳優さんが出演するいろんな作品を観るうちに、こんなに人って変われるんだ! と思い、俳優という職業やお芝居に興味を持ちました。
実際にお芝居に挑戦する中で、大変なこともたくさんありました。以前、顔が見えない役を演じた事があり、体の動きと声だけで喜怒哀楽やキャラを表現しなければならないのが、とても大変でした。蓋を開けてみたらその役はとても評価していただいて、主演回もやらせて頂けたのが嬉しかったです。ほかにも、僕は歌に苦手意識があったのですが歌で勝負する舞台に出演したのも大きな挑戦でした。ソロ曲だけでなくグループやデュエットもあり、原作である声優さんの声を元にキャラとして歌ったのはとてもいい経験でした。
― たくさんの役を演じる中で、印象的なキャラクターや転機となった作品もありましたか?
転機となった作品はサンリオピューロランドで上演されていた「MEMORY BOYS 想い出を売る店」です。 この作品からはたくさんの出逢いや勉強、経験を積ませていただきました。 僕自身子どもが好きだったのもあって、ピューロランドで出会った子どもたちの笑顔は今も頑張る糧となってます。 ほかにも映像に興味があったので、東京MXの連続ドラマ「救出劇」に出演させて頂いた時はとても嬉しかったですね。とてもいい役を頂き、自分のお芝居を地上波で観るのもとても感慨深かったです。 ありがたい事に沢山の作品に携わらせていただいているので、これからもいろんな作品に出逢いたいです。
― 11月からは「ソードアート・オンライン -DIVE TO STAGE-」に出演されますね。こちらはいわゆる「2.5次元」ではなく「ライブ・エンターテインメント」ということですが、何か意識していることはありますか?
「ソードアート・オンライン -DIVE TO STAGE-」ではキャラクターのセリフはTVアニメのボイスそのままなんです。そこに僕達俳優が動いているので、新しい舞台になっていると思います。テクノロジーとアクションの融合によるエンターテインメントステージ。原作を知っている方だけでなく、知らない方が見てもとにかく迫力があって、楽しめる作品になってると思います! 僕自身も学生時代から原作が大好きでした。そしてアニメもちょうど10周年でという記念すべきタイミングで、この作品のステージショー化に携わる事ができて本当に光栄です。
― これからどんな役者になりたいですか?
誰かの生きる糧になれる役者です! 自分自身も一人の俳優さんと出逢い、人生が変わっているので。そんな魅力的な人になりたいです。きれいな夜景の中で、ひとつの光でもいいので、見る人が喜んで楽しんでくれたら嬉しいです。そして渡部大稀がいる事によって頑張れる! と思ってもらいたいですね!
プロフィール
1997年福島県生まれ。代表的な出演舞台はサンリオピューロランド内ミュージカル「MEMORY BOYS~想い出を売る店~」初代チームアレグロ ノクターン役、「舞台 identityV 第五人格」泣き虫/ロビー・ホワイト役、演戯「ヴィジュアルプリズン」-月世饗宴- ジャック・ムートン 役など。11月8日から公開の「ソードアート・オンライン-DIVE TO STAGE-」ではダッカー役を演じる。
(取材・文 西岡舞子)
もともと芸能界に興味はあったのですが、なかなか踏み出せないでいました。でも高校生の時に友達と観た映画で心に残ったお芝居をしていた俳優さんを見つけたんです。その俳優さんが出演するいろんな作品を観るうちに、こんなに人って変われるんだ! と思い、俳優という職業やお芝居に興味を持ちました。
実際にお芝居に挑戦する中で、大変なこともたくさんありました。以前、顔が見えない役を演じた事があり、体の動きと声だけで喜怒哀楽やキャラを表現しなければならないのが、とても大変でした。蓋を開けてみたらその役はとても評価していただいて、主演回もやらせて頂けたのが嬉しかったです。ほかにも、僕は歌に苦手意識があったのですが歌で勝負する舞台に出演したのも大きな挑戦でした。ソロ曲だけでなくグループやデュエットもあり、原作である声優さんの声を元にキャラとして歌ったのはとてもいい経験でした。
― たくさんの役を演じる中で、印象的なキャラクターや転機となった作品もありましたか?
転機となった作品はサンリオピューロランドで上演されていた「MEMORY BOYS 想い出を売る店」です。 この作品からはたくさんの出逢いや勉強、経験を積ませていただきました。 僕自身子どもが好きだったのもあって、ピューロランドで出会った子どもたちの笑顔は今も頑張る糧となってます。 ほかにも映像に興味があったので、東京MXの連続ドラマ「救出劇」に出演させて頂いた時はとても嬉しかったですね。とてもいい役を頂き、自分のお芝居を地上波で観るのもとても感慨深かったです。 ありがたい事に沢山の作品に携わらせていただいているので、これからもいろんな作品に出逢いたいです。
― 11月からは「ソードアート・オンライン -DIVE TO STAGE-」に出演されますね。こちらはいわゆる「2.5次元」ではなく「ライブ・エンターテインメント」ということですが、何か意識していることはありますか?
「ソードアート・オンライン -DIVE TO STAGE-」ではキャラクターのセリフはTVアニメのボイスそのままなんです。そこに僕達俳優が動いているので、新しい舞台になっていると思います。テクノロジーとアクションの融合によるエンターテインメントステージ。原作を知っている方だけでなく、知らない方が見てもとにかく迫力があって、楽しめる作品になってると思います! 僕自身も学生時代から原作が大好きでした。そしてアニメもちょうど10周年でという記念すべきタイミングで、この作品のステージショー化に携わる事ができて本当に光栄です。
― これからどんな役者になりたいですか?
誰かの生きる糧になれる役者です! 自分自身も一人の俳優さんと出逢い、人生が変わっているので。そんな魅力的な人になりたいです。きれいな夜景の中で、ひとつの光でもいいので、見る人が喜んで楽しんでくれたら嬉しいです。そして渡部大稀がいる事によって頑張れる! と思ってもらいたいですね!
プロフィール
1997年福島県生まれ。代表的な出演舞台はサンリオピューロランド内ミュージカル「MEMORY BOYS~想い出を売る店~」初代チームアレグロ ノクターン役、「舞台 identityV 第五人格」泣き虫/ロビー・ホワイト役、演戯「ヴィジュアルプリズン」-月世饗宴- ジャック・ムートン 役など。11月8日から公開の「ソードアート・オンライン-DIVE TO STAGE-」ではダッカー役を演じる。
(取材・文 西岡舞子)