ふるさとチョイスCafé

今年6月に改正適用となったふるさと納税。返礼品競争のようになっていたふるさと納税ですが、最近は台風などの自然災害で売れなくなった農産物を、ふるさと納税を通して寄附を募ったところ1日で完売となるなど、地域産業支援に繋がる事例が注目されています。

ふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」でもこうした取り組みが行われているということで、具体的な事例が紹介されました。

■台風で8,000個の梨にキズ
実際に、ふるさとチョイスCafé(東京・有楽町)で行われた説明会に登場したのが福井県の梨農園「近ちゃんふぁ~む」の近藤美香さん。2018年の台風で8,000個以上もの梨が被害を受け、被害総額は80万円相当になったといいます。そこで、市場に出せなくなった梨を「ふるさとチョイス」でお礼の品として出したところ、1日も経たず寄附が上限数まで集まり、1,800個以上の被災梨を提供することができたということです。さらに痛みが激しかった梨は市内事業者の協力で「カレー」に生まれ変わり、梨を廃棄することなく全国に届けることができたと話してくれました。

近藤さんは「一年かけ育ててきた梨が台風で一瞬にして落ちてしまい、当時はとても悲しい気持ちでしたがふるさと納税を通じて全国の方に応援して頂き、心から感謝しています」と当時を振り返っていました。

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ほかにも梅雨で4000万円相当の被害を受けたのが徳島県徳之島町のマンゴー。今年は梅雨が長引き、小ぶりや色むらができたマンゴー約400㎏が市場に卸せず、被害総額は4000万円相当に。農家のみなさんは販路がなく困っていましたが、「ふるさとチョイス」でお礼の品として出したところ順調に寄附が集まっているということです。

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センチュリー果樹園の「ちょっと小ぶりな完熟マンゴー」。センチュリー果樹園の勝秀博さんは「本来であれば市場に出回ることのないものですが、ふるさと納税を通して、加工用としてではなく全国の皆様に食べていただけることが農家としての喜びです」とコメントを寄せていました。

納税者にとっても、直接的に生産者や生産地を支援できるこういった取り組みは今後も広がっていきそうです。


ふるさとチョイス( https://www.furusato-tax.jp )