キッズデザイン賞2018

ウォーターサーバーによる宅配水サービスを提供している富士山の銘水株式会社。富士山の天然水が飲める「FRECIOUS dewo(フレシャス・デュオ)」はウォーターサーバーとして初めてグッドデザイン賞を受賞するなど機能性だけでなくデザイン性も高く評価されているが、今回ウォーターサーバー業界としては初めてキッズデザイン賞2018「子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン部門」にて優秀賞経済産業大臣賞を受賞した。

キッズデザイン賞は、「子どもたちが安全に暮らす」「子どもたちが感性や創造性豊かに育つ」「子どもを産み育てやすい社会をつくる」という目的を満たす、製品・空間・サービス・活動・研究の中から優れた作品を選び、広く社会に発信していくことを目的に創設された。今回の受賞理由として「子どもも目線から見えない高さに操作部を設定し、大人にとっての使いやすさと子どもへの安全性を両立させた」という点が評価されていた。

実際この製品は子どもの手が届かない場所に給水ボタンやチャイルドロックがデザインされているほか、大人にとっては給水ボタンが上部に設置されていることで使いやすくなっている。

プロダクトデザイナーの安積伸氏は「機能性を含めてデザイン」と話し、リビングやキッチンなど家族が集まる場所に設置することが多いウォーターサーバーだからこそ大人が使いたくなるような外見と、子どもの安全についての両方を大切にしたという点を強調していた。

また、富士山の銘水株式会社の調査によると実際に家庭内で使用しているのは女性が6割ということもあり、軽量7.2リットルパック式でウォーターパックの交換は女性でも簡単にできるように配慮されているということだ。子育て世代をサポートするために、調乳に便利な70度温水設定のエコボタンも搭載されているという点も生活に密着した製品ならではの充実機能だといえる。