野村周平×石川界人が初対面

「サクラダリセット」シリーズの映画公開とアニメ放送を記念して、AnimeJapan 2017の会場に、実写映画で主人公・浅井ケイ役を務めた俳優・野村周平さんが来場、テレビアニメで浅井ケイ役を務める声優の石川界人さんと初対面を果たしました。

実は二人は同じ1993年生まれ。最初は少し緊張した面持ちでしたが、同い年とわかると少しホッとした様子で並び、固い握手を交わしました。

AnimeJapanという催しは初めてという野村さんは「なかなかこういう機会じゃないと、こられないので」と、興味津々の様子。すでに映画鑑賞済みの石川さんは野村さんに対して「すごくインスピレーションを受けました。お芝居として見た時に、自分に足りないもの、自分がこれからさらに肉付けできるものをすごく感じ取りました。そして、まずはやっぱり、マネできないケイがそこにいるなって。だから、僕は僕のケイを、野村さんは野村さんのケイを、各々の解釈で存在していていいんだなぁと思いましたし、単純に同い年でこの芝居ヤバイな、すごいなと思いました」と感想を語りました。

また「お互いのケイを意識したか?」と聞かれると「後からアニメ化されることを知ったので、あれ、声優の仕事俺にきてないぞ? 誰がやったんだろうなってまず、思いました(笑)。でも、アニメ(のビジュアル)になったら全然違う…もうちょっと(僕に)よせてくれてもいいんじゃない?って(笑)アニメはアニメ、実写は実写で分けたほうが、2つで楽しめますよね」と野村さんが話し、石川さんも「(実写映画を鑑賞して)僕は、やっぱりちょっと影響を受けましたね。自分では影響されるつもりはなかったんですけど、それだけインパクトが大きかったんでしょうね。見てからのアフレコは自分の中で、セリフの解釈の仕方、出し方はちょっと変わったような気がします」とそれぞれのケイへの意識を語りました。

さらに、浅井ケイを演じた感想については、「すごく楽しかった。もちろん、難しい部分もたくさんあったんですけど、それよりも、今後の役者人生の引き出しの一つになる役が出来たんじゃないかなと思いました」と野村さん。石川さんもそれに応えるように「すごく好きなタイプのキャラクターです。ロジカルに物事を積み上げていって、結論を導き出し問題の解決にあたるというのが、非常に好きな展開で。それをすごく合理的に、効率的に行えるケイは、演じていてすごく楽しいです。巡り合えてよかったなと思っています」と話していました。

原作は、新鋭・河野 裕が描くライトノベル界屈指の名作「サクラダリセット」シリーズ(角川文庫/角川スニーカー文庫)。すでに前篇が公開されている野村周平主演映画「サクラダリセット」(後篇は、5月13日(土)より全国ロードショー)のほか、テレビアニメ「サクラダリセット」も4月5日より放送スタートです。


■アニメジャパン関連記事
進撃の巨人が帰ってきた! Season2放送直前に梶裕貴らキャスト陣がイベントに登場
中村悠一ら声優陣も全力! ますます期待を集める「アトム ザ・ビギニング」
「前作よりも好きになった」小野大輔が登場の「宇宙戦艦ヤマト2202」トークイベントでヤマト愛が炸裂
アプリ化&TVアニメSP放送決定! 神谷浩史らメインキャスト集合の「告白実行委員会」シリーズスペシャルステージ
第6期の見どころは? 「夏目友人帳」スペシャルステージに神谷浩史、井上和彦らメインキャストが集合