チーズとビールでお花見

そろそろお花見の計画を立てたくなる時期。桜を見ながら仲間や家族と盛り上がるお花見が今から楽しみという人も多いのではないでしょうか。そんなお花見シーズンを目前に、チーズとビールのマリアージュをフランス全国酪農経済センターが提案してくれました。チーズと言ったらワインじゃないの? という人にも必見のお花見をもっと盛り上げてくれるヒントをご紹介します!

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フランス全国酪農経済センターとはフランス国内の酪農家や乳業メーカーが加盟している団体。チーズを中心した広報活動を行っているということです。今回、パーティ料理研究家の青海七生さんによるボリューミーなチーズ料理と、それにぴったり合うビールが提案されました。

■チーズを調味料として使用するサラダにはキレのあるビールがぴったり
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チーズはそのまま食べたり、溶かして料理に使用する人が多いかもしれませんが、その塩気は実は調味料としても活躍してくれます。

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青海さんによると、チーズを調味料として使うことで塩分だけでなくコクも楽しめるということです。このサラダは茹でた春野菜に塩、オリーブオイル、削ったハードタイプのチーズを和えるだけ。こんな料理にはキレのあるビールがぴったり。口の中をさっぱりさせてくれるので、爽やかにいくらでも食べれそう。

■ボリュームのある料理にはこくのあるビールを
チーズとビールでお花見
 
また、覚えておきたいのが食事と飲み物をマリアージュさせるときに、その特徴を合わせれば良いということ。次に紹介された「チーズとジャーマンポテトのバゲットファルシー」はボリュームたっぷりのメニューなのでコクのあるビールがぴったりだそう。このルールを知っていれば食事に何を合わせるか悩まずにすみそうですね。

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「チーズとジャーマンポテトのバゲットファルシー」のファルシーは「詰める」という意味。その名の通り、バゲットにポテトサラダやチーズ、ソーセージを詰め込むだけで完成です。ここで使用したのはウォッシュタイプのチーズ。ウォッシュタイプのチーズは強い香りを持ちほかのチーズに比べて個性的。しっかりとした味わいを楽しむことができました。

そして、もう一品は「白カビチーズのパーティーケーキ」。白カビチーズは濃厚でクリーミー。カマンベールが有名で馴染みが深いのではないでしょうか。

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放射線状にカットしておいた大・小の白カビチーズにジャムを挟み、ベリーを散らすとかわいいケーキができます。ここにハチミツをかけると出来上がり。簡単なのにかわいいから女子会にも喜ばれそう。ちなみにチーズは熟成していくもの。だからこそ、放射線状にカットすることで均一に味わえるので、ぜひ覚えておいてください。

見た目も味も華やかなこの一品には、フルーティなホワイトビールがぴったり。また、桜の花を眺めながらの乾杯にもホワイトビールは似合いそう。

ビールはなんだか苦手…というイメージがあった人や、種類が多いチーズのことはよくわからないという人にこそオススメのかわいいメニューたち。今年はチーズとビールでお花見を楽しんでみませんか?