御手洗薫の愛と死

男は脅迫し、女はゴーストライターとなった。  
金、名誉、仕事、男・・・人生の終わり、人は、この世に何を残したいと思うのだろう。

本日、1月18日から公開の映画「御手洗薫の愛と死」。監督は「ナースのお仕事」「お金がない!」「味いちもんめ」などの人気 TVドラマを手がけ、「ディア・フレンズ」「ベイビィ・ベイビィ・ベイビィ」などの映画を世に送り出した両沢和幸だ。

主人公は吉行和子演じる著名な小説家・御手洗薫。御手洗は松岡充演じる新進作家・神崎龍平のゴーストライターだ。奇妙な運命から生まれたこの関係は愛情や憎しみなどを生み、やがて悲劇へと向かっていく。

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映画の中で、御手洗は、ゴーストライターとなり一人の小説家を育てようとする。それは彼女にとって、生きた証をこの世に残そうとする行為なのだ。

静かだが、熱いこの映画は、観ている者に人生を問いかける。どう生き、何を残すのか……まだまだ2014年が始まったばかりのこの時期に観ることで、より濃密な毎日が送れそうだ。


1月18 日(土) 有楽町スバル座ほかにてロードショー 有楽町スバル座ほかにてロードショー
公式サイト
配給:ダブルス
【上映時間】114分

(C)ダブルス