脇汗対策

もうすぐ12月。忘年会やクリスマスパーティなどで上着を脱ぐ機会も出てくる頃。脇汗で恥ずかしい思いをしたくない! ということで脇汗対策を紹介するよ!

■胸部の圧迫(半側発汗)はNG!
舞妓さんが帯をきつ~く巻くのは「半側発汗」という人体の性質を利用したもの。半側発汗というのは胸部を強く圧迫することで、そこから上が汗をかきにくい状態になること。舞妓さんは化粧崩れを防ぐためにやっているみたいだけど、脇汗にも効果があるのよね。最近では脇汗対策のための胸部圧迫バンドも市販されているくらい。しかーし!実はこの方法、発汗がうまくいかなくなることで体温が上がってのぼせてしまうことがあるので、特にお酒が入るこのシーズンはNG。

■制汗剤(有効成分:ミョウバン)
薬局で簡単に手に入るのが「ミョウバン」を使った制汗剤。1000円でお釣りがくるくらいのお値段。ミョウバンの収れん作用(人体のタンパク質を変性させて毛穴を小さくする作用)を使って出てくる汗の量を減らすというもの。汗の量が少ない人にはとてもよく効くみたいだけど、汗の量が多い人には「あまり効果を感じない」という声が多く聞かれるね。

■制汗剤(有効成分:塩化アルミニウム)
調剤薬局や通販でないと買えないことが多い「塩化アルミニウム」を使った制汗剤。だいたい1000円くらい。ミョウバンでは効かなかった…という人は1度試してみる価値があるかも。ミョウバンがタンパク質を変性させて毛穴を小さくさせるのに対して、「塩化アルミニウム」は「毛穴にとどまって汗が出ないように蓋をする」という形で汗を抑えるんだよ。有名なのは『オドレミン』という制汗剤。ただ、「塩化アルミニウム」が毛穴に蓋をしてしまうので毎日使っていると毛穴が徐々に広がっていってしまい、制汗効果がなくなることが…。汗を出すことは身体のお仕事なので、蓋をされたら身体は毛穴を広げちゃうのね。

万一効果がなくなってきたら半年ほど使わないようにすると毛穴が元の大きさに戻るのでまた効果を感じることができるようになるよ。でも半年も待てないよね…ということで、「毎日の使用は避ける」「お風呂タイムにしっかりと洗う」というのが大切。「普段はミョウバン」を使って「ここぞという時は塩化アルミニウム」を使うという使い分けが賢いかも!!

汗は厄介だけど、汗がうまく出ないとムクミの原因になっちゃうんだ。うまく付き合っていきたいよね!!

ちなみに今回写真に写っているのは「塩化アルミニウム』タイプの制汗剤、『ノンオドール』だよ。

DSC00147ゴスロリ社長はるにゃん
女性を素肌からキレイにしていくために「残念なケア」や「買っただけで満足してしまったもの」にひとこと物申す!美肌・美髪・美爪・美骨・美筋肉の5大要素を鍛え上げて、「女磨き」しているダイヤの原石たちを「出荷状態」のダイヤへとスタンバイさせます。磨きすぎも磨いてるつもりも全然ダメ!ISO14001/9001のコンサルタント・美容家


■関連記事
カサカサ肌になりやすい冬、簡単に作れる「食べる美容液」を作ってみよう!
「興味があるけどなかなか行けない」No.1… 歯のホワイトニングってどうよ!?
クリスマスまでに痩せたい! 炭酸温浴で痩せ体質ゲット!?