パソコン

MMD研究所は、10代~50代のスマートフォンまたはパソコンからインターネットを利用している1,118人を対象に、「インターネットトラブルに関する実態調査」を実施した。

■ インターネットを安全に使いこなしていると思っている人は86.2%
インターネット利用者に、インターネットを安全に使いこなしていると思うかと質問したところ、「使いこなしていると思う」が36.3%、「やや使いこなしていると思う」が49.9%と、合計86.2%がインターネットを安全に使いこなしていると思うと回答した。

つまり、多くの人は自分が安全に使えていると思っているようだ。

■ インターネット利用におけるトラブルや困った経験をした人は37.9%
インターネット利用におけるトラブルや困った経験について聞いたところ「トラブルや困った経験がある」と答えた人は37.9%となった。トラブルや困った経験については「IDやパスワード忘れ(37.7%)」と「迷惑メールが大量に送られてきた(35.1%)」が30%を超え、次いで、「時間を浪費した(18.4%)」「コンピューターウイルスに感染した(13.9%)」「誹謗中傷を受けた(12.7%)」が続いた。

■ トラブルや困った経験をしたサイトは「SNSサイト」が22.6%で最多
インターネット利用におけるトラブルや困った経験をした人にトラブルや困った経験をしたサイトのジャンルについて質問したところ、「SNSサイト(22.6%)」が最多となり、「ポータルサイト(19.8%)」「動画サイト(19.1%)」が上位にあがった。

さらにインターネット利用者に、インターネット利用における「炎上」について聞いたところ、「炎上」というキーワードを知っていると回答した人は95.6%と高い認知度となった。また、「炎上」というキーワードを初めて知ったメディアは「インターネット」が55.0%と半数を超え、「TV」が34.1%となった。

テレビなどで話題になることも多いため、炎上という言葉を知っている人も多いことがわかるが、インターネットはぜひ安全に使いこなしてもらいたいものだ。