パソコン

台風が来ると気になるのが停電。もし、停電になったときにもパニックにならず復旧を待とう。

さて、突然の停電がデスクトップパソコンの使用中だった場合どうすればいいだろうか。

バッテリーを内臓しているノートパソコンと違い、デスクトップは影響を受けてしまう。株式会社大塚商会はホームページ上で、突然の停電に備え対策を提案している。

■突然の停電でデスクトップパソコンが受ける影響とは?
想定される影響は3つ。

・作業中のデータが消えてしまう。入力中の文書ファイルはもちろん、プリンタで出力中のデータ、インターネットからダウンロード中のデータなども消える。

・ハードディスクドライブ(HDD)への影響が出る。起動中はもちろん、データの書き込み中やデフラグの最中などに停電が発生すると、ファイルの一部破損や消失、最悪の場合はHDD自体がクラッシュしてしまい、二度と使えなくなってしまう可能性がある。

・正常な終了処理ができないため、起動ファイルなどに異常が発生し、OSが起動しなくなるトラブルも考えられる。

そこで、エラーチェックでHDDを診断することが大切だという。

■停電復旧後はパソコンの状態をチェック
停電が復旧したら、パソコンに電源を入れてみよう。その後、エラーチェックを行う。

「マイ コンピュータ」を開き、OSの入っているドライブアイコンの右クリックメニューから「プロパティ」を選択、ツールタブの「チェックする」ボタンを押すと、HDDの状況をチェックできる。

もし、不審な動作を示した場合はこれ以上の損傷を防ぐためにシャットダウン、また正常な機器へデータを移動してバックアップしたほうがいいとうことだ。

いざという時のために、頭に入れておいたほうがいいだろう。

■関連リンク
株式会社大塚商会 パソコンHow To「夏、節電、雷、台風 停電が起きる前と起きた後に備える」