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パナソニックはすでに発売している創蓄連携システムに加え、電気設備や家電がつながる中核機器「AiSEG(アイセグ)」を発売する。これにより、HEMS(ヘムズ:ホームエネルギーマネジメントシステム)、「スマートHEMS」が10月21日から本格展開される。

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「スマートHEMS」とはエコで便利な生活を自動でマネジメントしてくれる住まいのシステム。今回の発表ではパナソニック株式会社 エコソリューションズ社の長榮周作社長が説明を行った。

今回のAiSEGを中心としたスマートHEMSの特徴は大きくわけて3つだ。

■月額利用料不要の見える化
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太陽光、蓄電池、電気・ガス・水の情報を専用のモニターや、スマートフォン・タブレット、テレビ(ビエラ)などで見ることができる。

■我慢ではなく快適さを保ちながら節電
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AiSEGにECHONET Lite(エコネットライト)機能が搭載されている。これは対応する機器と連携し自動制御してくれる。対応機器としてエアコン、IHクッキングヒーター、エコキュートなどが販売される。これによって効率よく自動制御できるため、快適さを保ちながら節電効果を得ることができる。

■クラウド型サービスに対応
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社会の環境変化や住む人の変化により設備機器や使用家電は変化していく。AiSEGはインターネット上でパナソニックサーバーと接続し、無料のクラウド型サービスを通じてアップデートを行うことができる。


エコなだけではなく、快適な暮らしをサポートするスマートHEMS。家庭で楽しめる工夫も行われている。

■ペンギンが電気の流れを楽しくお知らせ
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ペンギンのキャラクターが電気の流れを教えてくれる。また電気・ガス・水の使用状況や省エネの達成状況もペンギンたちが教えてくれるので子どもと一緒に楽しく節電することができる。

東日本大震災以降、エネルギーに関するニュースが多く家庭への影響も徐々に出始めている。スマートHEMSは各家庭のあたりまえ機能になっていくのだろうか。