こんにちは、ビデオエディターを目指している小島暢華です。

今回はついにDSLRカメラでの動画撮影に挑戦しました。

ここ数年、ハイデフィニションビデオ撮影の可能なDSLRカメラ多くマーケットに出ています。HDビデオカメラと比べ価格がかなり安いため、最近では独立のフィルムメーカーの方々によく使用されています。
DSLRカメラでのビデオ撮影はこれが初めてということで、少々戸惑いつつもレモンタルト作りの様子を撮影してみました。

Lemon Tart from Nobuka Kojima on Vimeo.



■ビデオカメラと違う点
・カメラのLCDスクリーンを使ってピントを合わせなくてはならないので少々難しい。
・カメラレンズが交換できる(レンズを換えるたびにいちいちカメラの電源を切る必要があります)
・フルHDでの撮影では12分間が撮影し続ける限度(とはいっても、ドキュメンタリーの撮影や意図的に12分以上の1テイクの撮影をする計画のない限り、あまり問題にはなりません)

そのほかに、実際に撮影をしてみてバッテリーがかなりの速さで切れてしまう事に気づいて驚きました。

まだ手探り状態の撮影でしたが使ってみた印象として「今まではプロ用のカメラでないと得られないコントロールの幅広さがDSLRのカメラで得られる」「高性能の映像が撮影できる」と感じました。使い勝手はやはり“慣れ”が必要になのかと思います。

みなさんも写真だけにこだわらず、動画撮影を試してみてはいかがでしょう。

小島 暢華 (Nobuka Kojima)
現在オーストラリアに在住。ブリスベンのグリフィス大学でBachelor of Digital Media Productionを勉強し、卒業後はアシスタントエディターとしてABCとナショナルジオグラフィックチャンネルで放送されたドキュメンタリーThe Lost Years – A Sea Turtle OdysseyやTop Gear Australia Series 3の製作に携わる。またウェディングビデオの編集の仕事も行なっている。
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