「TOYOTA プレゼンツ FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2011」の決勝戦が18日、横浜国際総合競技場で行われ、ヨーロッパ王者バルセロナがチャンピオンに輝いた。この試合を中継したのは日本テレビだったが、そこで番組出演の明石家さんまが、優勝直後のメッシに行った質問が空気を凍りつかせたと話題になっている。
優勝が決定し、チームメイトと喜びを分かち合っているところを、インタビューへと駆り出されたメッシ。明石家さんまやなでしこジャパンの澤穂希らがメッシに言葉をかけるが、やはりチームメイトのもとへ戻りたいのか心ここに非ず、といった様子だった。

そこへ、飛び出したのが明石家さんまの「老後どうすんの?」という質問だった。これにメッシは「引退にはまだ時間があるのでその時考えます」と言い会場を去った。

サッカーや試合に関した質問はすでにたくさん聞かれているからということを配慮してのコメントだったようだが、すでに不機嫌な状態であったメッシへする質問ではなかったようだ。

現場の凍りついた雰囲気はしっかりとお茶の間にも伝わっている。「メッシが不機嫌すぎて怖い」「さんまのこんな焦って空回りしてるの滅多に見られない」という感想や「日本人は失礼だと思われたらどうしよう」と不安になるコメントが集まっている。

視聴率の低下やテレビ離れが進む昨今。クラブワールドカップ決勝戦という魅力的なコンテンツであったため、今回の出来事は視聴者をがっかりさせてしまったといえるだろう。