家電量販店大手の11月の販売額が発表された。各量販店ともに前年同月比4~6割減となり、 これは月ベースで過去最大の落ち込みとなる。過去一番家電が売れないともいえるこの危機、原因は不況に加えてネットでの通販にあるかもしれない。
白物家電はネット通販よりも量販店で購入することの方が多い、という調査が先日出たばかりだが、やはりネットの便利さは大きいのかもしれない。

「店舗で商品を実際に手に取り確認し、購入はネットで」という人が増えているというのだ。これには、配達の便利さや、店員の接客が苦手だという人も多いようだが、一番の理由は大手通販サイトの値段が量販店よりも安いということらしい。

また、在庫の確保や商品の種類も製品によってはネットの方が充実しているという声もある。

ヨドバシ梅田店は日本最大級になる店舗を2015年開業を目指している、という元気のいい話題もあるが、家電が売れないという根本的な危機をどのように乗り越えていくのか要注目だ。

家電量販店の販売額、過去最大の落ち込み 11月


■関連記事
約2倍の広さで日本最大級規模! ヨドバシカメラ梅田店が新ビルを建設へ