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暑い最中、メインマシンが壊れた。正確には、OSの再インストールが必要になったのだが、これを期に、「省エネマシン」でも作ってみようかと考えてみた。そこで、何が省エネマシンなのかを検討しながら、結果、省エネ&コスト節約マシンができあがった。
■省エネCPUって何が省エネ?
マシンのパーツを物色していると、いまだに「省エネ」がキーワードになっている。もう10年以上も前から、CPUの省エネがうたわれているけど、いまだにそうらしい。
CPU省エネのポイントは、「製造プロセスルールの微細化」だ。簡単にいえば、電気の通る路を短くしたり、細くするすれば、消費電力や発熱を低減できるというわけだ。1999年のPentiumⅢは、プロセスルールが0.18μmだった。それが、現在のCore i7/i5/i3では、プロセスルールが32nmと、なんと1/6にまでなっている。技術の進歩には驚く。

■どのCPUを選ぶ?
そこで、どのCPUを選ぶかだが、省エネCPUと噂されているのが、Intelの第2世代CPUといわれている「Sandy Bridge」などが魅力的だ。Sandy Bridgeは、これまで別ダイで構成されていたグラフィックス機能を、CPUの演算部と統合したのが特徴のCPUだ。プロセスルールは、前CPUの「Westmere」と同じ32nmを採用しているが、統合による内部の刷新によって、省エネ化を図っている。なお、Sandy BridgeはLGA1155ソケットなので、筆者の場合、Socket775だったので、マザーボードからの交換となる。

ところで、現行のSandy Bridge現行で人気なのが、性能の「Core i7-2600K」か、価格の「Core i5-2500K」だ。メインマシンでは、Premiere Pro CS5によるビデオ編集も利用目的にあるので、ここはCore i7-2600Kを選びたいところだが、コストパフォーマンスも考えてみた。というか、価格で「Core i5-2500K」を選んだ。

実は、近所のPCショップで、CPU+MB+メモリーをセットで販売していたのだ。セット内容は以下。

Core i7-2600 +GIGABYTE GA-Z68X-UD3H-B3+DDR3 2GB×2 (49,700)
Core i5-2500K+GIGABYTE GA-Z68MA-D2-B3 +DDR3 2GB×2 (39,700)

Core i7は、Core i7-2600KではなくCore i7-2600だが、性能的に見て1万円の差はないだろうと、Core i5-2500Kのセットを購入。しかも、このセット価格は、メモリーが1枚分の価格設定なので、コストパフォーマンスもよい。

■組み上げた結果は
組み上がったマシンの使用結果からいうと、Core i5-2500Kでもなんのストレスもなく、Premiere Pro CS5での編集が可能だ。欲を言えば、メモリーを増設した方がよいかなといった程度だ。

省エネに関しては、旧メインマシン(Pentium D 820)とCPUの消費電力などを比較してみたが、もちろん、効果はある。CPUID Hardware Monitorで見ると、消費電力は、Min 7.16W-Max 25.05W。非常に満足できる消費電力だ。こうして、省エネCPU+ローコストで、省エネマシンを組み上げた。

cpuid


しかし、こうした省エネよりも、実はその利用方法を考えた方が、よっぽど省エネかもしれない。これまで、メインマシンは24時間起動しっぱなしだった。その使い方を改め、就寝前には、必ずシャットダウンするようにした。旧マシンは恐ろしく起動時間が掛かったが、新マシンは起動[]時間が非常にに短いというのもある。いずれにしても、省エネは、そのデバイスをどのように運営するのかにあるのかもしれない。

阿部信行 @ramunepapa [digi2(デジ通)]

digi2は「デジタル通」の略です。現在のデジタル機器は使いこなしが難しくなっています。
皆さんがデジタル機器の「通」に近づくための情報を、皆さんよりすこし通な執筆陣が提供します。