原発事故以来、どうしても気になるのが身の回りの放射線量。だが、今まで決して身近ではなかったために、どうしても戸惑ってしまう。そこで、家電チャンネルではガイガーカウンターの基礎知識や購入することのできる商品の紹介をしよう。

正しく使って家族を守る!!放射線測定器
家電チャンネルではGM管式に限らず、広く放射線測定器の情報をお届けしている。東日本大震災以前は、一般の人にとってなじみの薄かった放射能だが、いろいろな測り方があることも影響し、情報が錯綜した。自分で放射線の線量を測りたい、という一心で見慣れない高い機器を買った人が多い。せっかく手に入れた測定器、できる限り正しく使うためのポイントをいくつかご紹介する。


“カチカチ”音で放射線を体感してみよう―2万円を切る低価格の放射線計測器
家電チャンネルでは、2011年7月時点で入手できる可能性が高い放射線計測器を中心に情報をお届けしている。そこで今回ご紹介するのは、教材として学校用自作キットを扱っているChaney Electronics社の商品。


頼れるかわいさ! 対塵防御&防水機能つきの放射線計測器
家電チャンネルではGM管式に限らず、広く放射線計測器の情報をお届けしている。原発事故によって拡散した放射性物質のなかには、数十年経ってやっと放射能が半減するものが多い。放射線計測器とは長い付き合いになりそうだ。ならば、少しでも明るい気持ちになれそうな、可愛らしいパートナーを選んでみてはいかがだろう? 前回ご紹介した腕時計と同じメーカー、ポリマスター社のPM1610も、日本語マニュアル・日本仕様のUSB充電アダプターが付属で,国内でのサポート・1年保証ありという信頼できる代理店から入手可能になった。



7月15日から専用窓口受付開始! 放射線計測器付きダイバーウォッチ
家電チャンネルではGM管式に限らず、広く放射線計測器の情報をお届けしている。収束までずいぶん長期化しそうな、このたびの原発事故。すでに、原発のことは忘れて、震災前と同じように暮らしている人も多い。当初用心深く買った放射線計測器をうっかりどこかに置き忘れる、なんてこともあるかもしれない。忘れないためにも普段から利用するものに放射線計測器がついていたら、便利だろう。もちろん先に述べたように、ガイガー管は大きいほど精度があがる。しかし、ほぼどんな時でも肌身はなさず携行できて、危険なときには警告を発してくれる機器を備えておく安心感はなにものにも代え難い、ということで、腕時計タイプのものを紹介しよう。



低エネルギー領域からのγ線測定が可能なのはプロのためのALOKA TCS-171B/172B
家電チャンネルでは家電チャンネルではGM管式に限らず、広く放射線計測器の情報をお届けしている。原発事故の影響は日々広がっていくばかり。不安のあまり、家庭用の放射線計測器を食物に当ててみる人も多いようだ。一般的に食物に含まれる線量を検知できるほど感度の良いNaI(TI)シンチレータ搭載のものは数十万~百万円台。これらは完全にプロのための機械だ。



入手しやすい&ガンマ線をより正確に計測するシンチレーション式
家電チャンネルでは放射線計測器の人気機種を紹介している。放射線計測器が欲しいと思って検索してみても、在庫切れで半年以上待たねばならない機種が多くてうんざりしている人は多い。現在アマゾン・ドットコムで6~7万円代で取引されている米国製の測定器RAE Systems DoseRAE2 (PRM-1200)なら、即納してくれる業者も見受けられる。



スリープモードも搭載ウクライナ製トップブランドECOTEST
チェルノブイリ原子力発電所の所在地であるウクライナ。そこで製造される放射線計測器は国際的に評価が高いものが多い。その中でもECOTEST社のガイガーカウンターTERRA-Pは便利な機能が満載だ。


日本のメーカーが公式に値下げ!! デジタル式放射線測定器
家庭でも利用できるようなガイガーカウンターが欲しい!という場合どういうものを購入したらいいかの見極めが難しい。ガイガーカウンターの中には現在事故を起こしている原子力発電所の敷地内くらいの線量がなければ、まったく針が動かないようなものもあり、これは家庭での使用には不向き。しかも、本体の操作メニューや付属のマニュアルがロシア語や中国語しかないことも。


値段イコール信頼性ではない!? 買う前に学ぶガイガーカウンター
気まぐれな風向き、降雨、地形の影響を受け、原子力発電所から比較的遠いと思われてきた場所にも汚染が広がっていることが、全国でガイガーカウンターを所持する一般市民同士の情報交換によって明らかになってきた。それでも、実際に自分が毎日暮らしている場所はどうなのか、知りたい気持ちはつのるばかり。とはいえ、定価が約4万円のガイガーカウンターが約7万円で流通していたり、10万円以下の機器はオモチャだと発言する人を見かけたり。また、計測の仕方で結果が大きく違ってくることもあるという。数万円の授業料に投資する前に、正しい知識を身につけたい。