電力不足の今年の夏。夏季の計画停電の可能性が出てきた。東北電力は計画停電を実施する場合、被災3県の、岩手・宮城・福島も対象になる可能性があると発表した。
東北電力は震災で大きな被害を受けた。8月末までに北海道電力からの電力融通などで供給量を3%増やす計画があるが、猛暑の影響で最大17%の電力不足の可能性が出てきた。計画停電を実施するかの判断は梅雨が明ける前には決定するという。

被災地にとって電力使用の制限は、復興の妨げになる可能性もある。暑く長い夏を迎える前に、影響を最小限に抑える提案が求められる。


東日本大震災:岩手・宮城・福島3県、計画停電の可能性も--東北電(毎日新聞)