一人暮らしをしている場合や、若いカップルの場合、自宅に固定電話を引いていないケースも多いだろう。固定電話を引くことと、新聞を購読することが大人の条件とされていた時代もあるが、今は違う。携帯電話の普及により、2010年度の固定電話の契約数が3956万8000件だったことがわかった。
この4000万を切る数字は、前期と比べて8.7%減。固定電話の契約数はピークだった1997年度末には6285万件あった。4000万件を割り込むのは81年度末以来29年ぶりだったという。

減っている固定電話に対し、増えたのは携帯電話とPFSを合わせた契約数だ。6.0%増の1億2328万7000件。これは人口普及率の96.3%にあたる。


固定電話4000万件割れ(読売新聞)