原発事故の問題を抱えているのは東京電力だが、この夏は全国各地で節電が求められている。東京電力と同じように、関西電力も管轄内に対して消費電力を15%抑えるようにと求めていた。これに反発したのが、大阪府の橋下知事。両者はメディアを通じて対立していたが、それに決着がついた。
関西電力の八木誠社長は21日に橋下知事と会談を行い「15%はお願いベース。15%までは求めていない」とコメントしていた。さらに奈良県の荒井知事と八木社長は「7~9月に県内で10%の節電を目指す」ことで合意しているという。

関電はあくまでも15%を求めるが、可能な範囲での節電、ということになりそうだ。

関電:15%節電、事実上断念 奈良県「10%超」で合意文書(毎日新聞)