福島原発の事故が収束の気配を見せないまま、事故発生より3カ月が経過してしまった。特に小さな子どもを持つ人など、どうしても気になるのが放射能汚染の実態だ。ニュースなどで報じられるデータではなく、身近なエリアを知りたいという人は多いだろう。デジタル家電商品企画の株式会社ゲッコー・アンド・カンパニーがその要望に応えることを発表した。
これは、福島第一原発事故による、放射能汚染地域に向け、ガイガーカウンター(放射線測定器)を無料で貸出するというものだ。貸出機種は操作が簡単で信頼性が高いというわれる堀場製作所社製の「Radi」とロシア製の「RD1503」だ。完全無料で、往復の送料もゲッコー・アンド・カンパニーが負担するという。

対象になるのは、福島県、宮城県、茨城県、栃木県、千葉県の各エリアで、保育園や幼稚園、小学校など子どもがいる施設や関係する個人に無料貸出される。貸出は17日より行われている。

不安を少しでも解消するこのできるため、対象する場合は応募してみてはどうだろう。

■詳細
貸出開始:2011年6月17日
対象地域:福島県、宮城県、茨城県、栃木県、千葉県
対象の方:保育園、幼稚園、小学校のお子様がいる施設(関係する個人含む)
貸出期間:到着から3日間
貸出費用:完全無料(往復送料弊社負担)
お申し込み方法:インターネットホームページの専用フォームから


堀場製作所社製 環境放射線モニタ 「PA-1000 Radi(ラディ)」
ロシア製 「RADEX(ラデックス) RD1503」
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