大量の顧客情報が流出したソニー。現在では停止していたオンラインサービスを少しずつ再開しているが、原因究明にはまだ至っていない。そんな中、ソニーに侵入したと、インターネットで告白したハッカーグループが現れた。
「LulzSec」というハッカーグループが2日に自身のホームページでソニーへの侵入を明らかにした。このハッカーグループは、ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントのサーバーに侵入し顧客の個人情報にアクセスしたという。その数なんと100万人以上。さらに、一部の顧客の氏名、住所、メールアドレス、パスワードをホームページ上掲載した。

このグループは、アメリカのフォックスなどを標的にしたハッカー攻撃事件も起こしていると告白している。

今回の告白はソニーへの挑発にも見られるが、ソニーは「調査している」と述べるにとどまり、詳細についてはコメントを出していない。大量の情報流出事件が収まっていない中、これ以上の混乱は避けたいところだろう。

LulzSec公式HP