PN2011052701000246_-_-_CI0002


日本ではお馴染みの「おサイフケータイ」。お金やカードなどを持ち歩くことなく、携帯電話で買い物ができるサービスだ。
このサービスをグーグルは同社のAndroid携帯において今年の夏からアメリカ国内で開始すると発表した。


グーグルがアメリカ国内で開始するサービスは「グーグル・ウォレット」という。「ウォレット」が「サイフ」という意味だ。「グーグル・ウォレット」はクレジットカード会社大手の米マスターカード、金融大手シティグループ、通信大手スプリントそして決算サービスのファーストデータと共同開発された。この夏からまずは、ニューヨークとサンフランシスコで導入される。

また、おサイフケータイの醍醐味といえば、ポイントサービスや割引。「グーグル・ウォレット」でも導入する計画があり、百貨店大手メーシーズやアパレル小売店のアメリカン・イーグル・アウトフィッターズ、大手サンドイッチチェーン店のサブウェイなどでポイントサービスや割引も利用できるようになる。

日本では、当たり前になったサービスが、まだアメリカで導入されていなかったことに少し驚くが、今後、アメリカ国内でどれくらい広まっていくか楽しみだ。


米グーグルが「おサイフケータイ」 今夏開始へ(日本経済新聞)