今や、自動車にカーナビが取り付けられていることは珍しくない。地図を開くより簡単なため、多くの人がその音声指示に従って運転している。

ところが、カーナビを頼り切ってはいけないという話がある。米西部を旅していたカナダ人夫婦が携帯型GPS(衛星測位利用システム)を利用していたところ、道に迷いそのまま荒野を48日間もさまよったという。この出来事を受けて、米当局ではGPSを過信しすぎないように、と呼びかけている。

そもそも、GPSとはなにか?GPSは地球の周回軌道を回る衛星から発信される情報を使い、利用者と衛星の位置関係を測定することで利用者の現在の場所がわかる。カーナビはこのシステムを利用し、自動車の位置や目的地までの距離などを導き出しているのだ。

GPS機能は携帯電話にもついており、道がわからない時や、短時間で目的地に到着したいときに手軽に使っている。だが、衛星を利用することからも、最短距離はわかるかもしれないが、実際の道がどうなっているのかまではわからない。画面の中のバーチャルな道や音声のみを信じるのではなく、自分の目で前を向きながら判断していくことが必要だ。

米西部でカーナビ過信に注意呼びかけ、48日間迷子も(ロイター)
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-21123720110516