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のどがイガイガして声がかれたり、鼻水がでたり。気温の変動が大きい時期は、自分が風邪をひいているのだか、はたまたアレルギーの原因物質に反応しているのか、わかりにくいもの。

風邪やインフルエンザ、花粉アレルギー対策家電といえば、空気清浄機だ。プラズマイオンを発生させ、アレルギーの原因となる物質を分解し、作用を低減してくれるタイプが主流となって久しい。

部屋の広さから、おおよそどのランクの機種を選ぶか、というところまではすんなり決められる。しかし、機能の面では目移りしてしまうくらい、空気清浄機マーケットは百花繚乱といえよう。

■即効性を実感できる消臭機能にも注目してみよう

加湿器付き高性能タイプを狙っているなら、消臭機能もよくばりたいもの。なんといっても、空気清浄機を導入した恩恵を、嗅覚から感覚的に実感できるのは、プラズマイオンとUV照射のツイン除菌を備えた富士通ゼネラル 「プラズマイオンUV加湿脱臭機『PLAZION』」だ。

8畳の部屋でタバコ1本を吸ったときの残り香を、3分でニオイが分からないレベルまで脱臭が可能。(ニオイが分からない臭気レベルとは、臭気センサーで判定した、臭気強度1.5というもの。ただし、一酸化炭素などタバコの有害物質は除去できない。)

それほど強力な脱臭能力であれば、ニオイを吸着するフィルターは、さぞかし汚れるのではという心配も無用。ヒーターユニットで脱臭フィルターを約24時間(運転時間の累積で計算される)ごとに加熱し、脱臭性能を自動的に再生させる「脱臭フィルターオートクリーン」機能を搭載。フィルターに付着した油成分まで分解するため、交換・掃除せずに10年間使用しても性能を90%以上維持できる。

もともとお年寄りを介護する家庭や、ペットのいる家庭で根強い人気の家庭用脱臭機を2005年より開発し続け、2010年の型からは加湿機能まで加わったもの。この加湿機構も非常にユニークで、水車のように加湿フィルターを回転させることにより、フィルターの清潔さを保つ。

2011年には基本色である白のほかに、シックな黒が限定販売されるなど、機能だけでなく目が離せない逸品だ。

■スペック
機種名 DAS-303W
電源 100V 50 / 60Hz
消費電力 50W(脱臭フィルターオートクリーン運転時)
9W(弱運転時)
適用床面積 脱臭:~20畳
加湿:~12畳(プレハブ住宅)
加湿量 430ml / h
寸法 幅 29.0cm × 奥行き 27.0cm × 高さ44.0cm
質量 7.4kg
価格:オープンプライス(実勢価格は3万円台後前半)

富士通ゼネラル プレスリリース
http://www.fujitsu-general.com/jp/news/2010/08/10-N03-19/index.html

(小松ミユキ)