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大阪府に電気タクシーが登場している。

2月15日には、大阪府が電気自動車(EV)の早期普及策として推進する「EVタクシープロジェクト」
に協力するということで、日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:カルロス ゴーン)が走行中にCO2を全く排出しない100%ゼロ・エミッションの電気自動車「日産リーフ」50台を、EVタクシーとして納車した。

大阪府は、EVタクシーが営業を開始することに併せて、50台共通の「EVタクシーラッピング・デザイン」を採用した他、「EVタクシー専用」乗場の設置、専用端末で配車場所まで呼び出すオンデマンド運行、事前予約の固定ルート運行に観光タクシーを実施するなど、数多い興味深い取り組みを行うことを発表している。

日産自動車は、大阪府が主導して開催する「大阪新エネルギーフォーラム2011」(期間:2011年3月24日(木)〜26日(土)場所:大阪国際会議場(グランキューブ大阪))に協力し、同社最高執行責任者(COO)の志賀俊之による記念講演を始めとした各種講演、「日産リーフ」の試乗・展示などを行う予定。

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「日産リーフ」は、昨年12月に日本、米国で販売を開始した。今後、欧州の一部地域にも投入され、2012年よりグローバルに量販していく。


(中村祐介:@nkmr